タクシー強盗にもうやめておけ、運転手犯人を説得。大阪で路上に停車したタクシーの車内で、乗客の男性がタクシー運転手に無言でナイフを突き付けた。運転手は犯人の手首を掴んで、やめとけ、こんな事しても捕まるぞ!と説得。近くの交番に連れていき、男性は強盗未遂容疑で逮捕された。捕まった男性は、派遣社員をしていたが、一ヶ月前に仕事を失ってしまい、所持金はわずか20円だったという。最近、タクシー運転手が襲われる事件が多い中、運転手が無事で良かった。それにしても、派遣で切られた人を早く国が救わなければ、こう言う事件は後をたたないのではないかと思う。
そして、無防備な心をコントロールするという発想の元に「ヤマ」「タニ」という概念が語られており、他の超能力モノではない、全く新規の設定が白眉です。最初はやはり理解しづらいのだけれど、この設定が俄然面白く且つ、話の主軸となっていきます。また、彼ら能力者はコントロールの助けをしてくれた人を絶対的に大切な物として強く頼るようになる心理習性を持っており、設定的にも心情的にも絡まった濃いドラマを作り出しています。前回紹介した「クリオの男」と同じく、マンガならではの超常現象のビジュアライズが非常に印象的。これも白黒なのに、カラーで視えてしまいます。すごいイメージ表現力です。